今回も「自分のやりたいこと、好きなことに向かえば、ある程度の波乱があっても歯を食いしばれる」って名言が出て、女の子に泣かれてうろたえちゃう優男の一面も見られたり、古市さんとのプロレスとか、盛りだくさんで楽しかった。
今回の収録は新年一発目の1月15日。16日付のhitomiさんのブログには古市さんとのツーショが。古市さん「芥川賞、そわそわする~」って言ってたのねw古市さんも中居さんからの差し入れのお寿司食べたかな?
年明けで中居さんの髪型と色が少し変わってた。なんだか髪がツヤツヤしてるように見えたけど、スイッチで教えてもらったトリートメントしたのかな。お顔のコンディションもいい感じで、いつも以上に目が大きく見えた。
今回のメイン相談者は映画「カメラを止めるな!」にAD役で出演した合田純奈さん。カメ止め、興行収入30億円突破したんだ。すごいね。金スマで話に出た、息子のために宣伝頑張ってた上田監督のご両親も喜んでるかな。
芝居経験ゼロでワークショップオーディションに合格してカメ止めに出た合田さん。総製作費300万のインディーズ映画がまさか大ヒットするとは夢にも思わず、その後就活して去年一流新聞社に記者として就職。しかしその後映画は大ヒット、出演した仲間が次々スターになっていく。そうえばカメ止めの出演者さん、CMとかでも見るようになったなあ。
自分もカメ止めの出演者として取材を受ける中で、取材する側より取材される側でいたいという気持ちが芽生えてきてモヤモヤしはじめた合田さん。チャンスが欲しくて一歩踏み出したのに、一生に一度もないそのチャンスを活かしてないんじゃないか、何のために一歩踏み出したんだろうと。でも今の生活を手放すのにも勇気がいると。
女優か安定した仕事かどっち?という人生をかけた相談に「こんなん(決めるの)無理に決まってるじゃん」と中居さん。「今日お寿司と焼肉どっち食べたい?ぐらいな(軽い相談の方が)それぐらいがいいわ」って、新年最初の差し入れにお寿司か叙々苑弁当かどっちにするか悩んでたからですか?w結局「決めて」にはお寿司の差し入れでしたけど。
ゲストで社会人経験があるのは小木さんと斉藤さん。ハワイに行きたくて旅行代理店に就職してホノルルで働いてた小木さん。しかし会社が倒産して帰国して高校時代の親友・矢作さんと再会して芸人に。斉藤さんは就職活動に失敗してIT企業でバイト。怒られてる同期を見て「自分の商品じゃないのに怒られるのは嫌だ。だったら自分を売って怒られた方がいい」と思って芸人になったと。なるほどなあ。面白い考え方だ。
会社員でありTVに出る側でもある江藤アナに「どうなの?」と聞く中居さんに「大変幸せでございます」と答える江藤アナ。そう即答できるのはいいね。なぜか女子アナの年収に詳しい古市さんw
役者で成功するのは大変ということで、同じくカメ止めの出演者である濱津隆之さんのお話を聞くことに。濱津さん、元芸人だったのね。役者では食えなくてずっとバイトの生活。部屋はルームシェア、食事はバイトのまかないという生活が36歳まで続いて心が折れる寸前だったと。映画の大ヒットで人生ががらっと変わって今では休みが取れないほどだけど、こんな人生大逆転は超マレというナレーションがついたVTRが流れる。
スタジオでは出演者が口々にこういうのは本当にレアケースだと。そして今の状態がいつまで続くかわからないと古市さん。役者さんでも歌手でも芸人でも(なりたいけど売れずに苦労している人は)いっぱいいる、でも諦めるなとも言えないという中居さん。
「でも中居さんみたいに、歌を歌えないのにアイドルを目指す人もいるわけじゃないですか」と古市さんが仕掛けたプロレスに、「はい、傷ついた〜!俺、本当に明日死んで遺書に絶対書くから!古市に歌えないのに歌った人って言われて傷ついてストレスで死にます」と受けて立つ中居さん。今日も楽しくプロレスが出来ているようでなによりw
さらに「hitomiさんみたいな本物の歌手からみるとどう見えるんですか?」とたたみかける古市さんに「本物って言ったら俺が偽物みたいじゃんか」とつっこむ中居さんの間もよくて、漫才みたいだ。「でもここ極めるのすごくない?歌ってないのに紅白出たんだよ。歌ってないのにミリオンセラー何枚出してると思ってるの」と、おなじみの「歌ってないのに」ネタも今は聞けることが嬉しい。
小さい時からずっと歌手になるのが夢だったhitomiさん。「でもそうやって成功して今でも活躍されてる人ってのは、もうやっぱりひと握り、ひとつまみ」と中居さん。「ひと握りどころかひとつまみ」ってのは野球選手の話でも以前してたけど、本当にその世界でプロとして成功するのはほんのひとつまみの人間だし、どんなに努力してもそのひとつまみに入れない人の方が圧倒的に多いんだよね。
でも夢をつかむってことは安定した仕事よりもものすごく楽しいこと、もちろん辛いこともある、SNSで悪口書かれたりとかと言うhitomiさんに「こいつが書いてんだよ!」と古市さんにクレーマー疑惑をかける中居さんw「中居歌うな!とかさ」と責めたてる中居さんに「僕は目の前で言いますから」と負けてない古市さん。いやープロレス楽しい。席が中居さんの隣じゃないから言葉だけでのプロレスだけどそれでも充分楽しい。
自分は会社辞める時に悩まなかったけど悩むぐらいならその時点で(女優は)やめといた方がいいと言う斉藤さん。坂上忍さんだったらこの相談者に何と言うかという話から「甘えてんじゃねえよ!」となぜか突然坂上さんの真似(あまり似てない)をする中居さん。予告で流れてたのはここだったのか。
合田さんの相談に答える前に、濱津さんからのついでの相談に答えることに。歯並びが悪くて麺類を噛みちぎることもできない濱津さん。映画のヒットでお金の余裕もできたので矯正するか迷ってると。今一番仕事が来る時期なのに歯を矯正中ってことで仕事が来なくなるのも困るし、今の見た目が個性になっててそれで仕事が来るかもしれないのにそれを直していいんだろうかなどと話し合うスタジオ。中居さんの答えは「様子見てはいかがでしょうか」。濱津さん、かなりの乱杭歯なので矯正でどうにかなる範囲を超えているのではと思ったら、その後歯科医の診察でやはり矯正では無理だと言われてた。
ゲストの人生のターニングポイントを聞く中居さん。スクールウォーズに憧れてラグビーを始めたという小木さんに「スターウォーズ小学校の時から見てたんでしょう?」と言っちゃう中居さん。天然ちゃんかwライトセーバー抜くモノマネしてるのが可愛い。
古市さんのターニングポイントは人狼というカードゲームを始めて、ゲームをやるには13人友達を誘わなくちゃいけないから、強制的に友達が増えると。人生のターニングポイントの話なのに「それを参考に彼女が就職先決めると思う?」と中居さん責める責めるwでもまあ古市さんにとっては友達を作るようになったというのは大きなターニングポイントだったんだろう。
「そういう話?彼女に参考になる話ですか?」と聞く古市さんに「何でこの人キャッチボール出来ないの?」とズバッと切る小木さんと「頭悪いんだよな?」と追い打ちをかける中居さん。古市さんに面と向かって「頭悪い」って言えるのは中居さんぐらいじゃないのw
安定した会社員をお勧めしますという江藤アナに突然「フリーになりたいんですか?」と聞く古市さん。ついに「キャッチボール出来ない男」とテロップをつけられるw「そんな話一つもしてない!」「聞こえる?右だけイヤホンつければ?」と中居さん責める責めるw
中継先に合田さんが来ているということで池袋サンシャインシティから中継。ご本人と直接やり取りできるようになっててよかった。VTRで話してるの見ただけじゃわからないよね。「中居さんに人生をゆだねるために来ました」という合田さんに、「ゆだねる人を改めて決めたほうがいいんじゃないですか」という中居さん。でも合田さんは中居さんがいいと。
合田さんの女優としての実力を見るために色々な角度から検証。まずは演技力テストということで、濱津さんにも出演してもらってカメ止め風ミニドラマ(?)を。ついで色んな衣装で写真撮影、そして手相占い。うーんこれを見ただけじゃ女優に向いてるかどうかはわかんないなあ。
「ちょっと一回オフにしますね」と合田さんに断ってから中継先にスタジオの音声が伝わらないようにして、ゲストに合田さんのカメラ映りの感想を聞く中居さん。可愛らしい感じだからグラビアとか、と暗に女優には向いてないという斉藤さん。ワンカメで撮られた映像だから一流の女優さんでもあんまりうまく見えない、なかなかあれで喜怒哀楽ってのもねとフォローする中居さん。うんまあ圧倒的な演技力で魅せた、ってわけではなかったよね。
スタジオの皆真剣に考えましたと合田さんに伝える中居さん。濱津さんさんの(37歳まで売れなくて非常に苦労した)VTRを見てどう感じました?13~4年お仕事がない可能性もなくはないんですよと。
これ自分が決めなきゃいけないの?と悩みながらも中居さんが出したアンサーは「夢を追ってもいいんじゃないでしょうか」。その答えに合田さん本人も「意外でした」と。
「迷ってるとは思いますし、僕もほんとに無責任なことは言えないですけど、僕の個人的な意見ですけど」と前置きしつつ、「多分これから女優さん、やりたいことに向かえば、好きなものに向かっていれば、ある程度の波乱があっても我慢できると思うんですよね。歯を食いしばれるんじゃないかなって」「僕は気持ちが切れるまでその夢を追い続けてもいいんじゃないかと思います」と。
まだ24歳と若いから「突き進んでも全然遅くもないし」「多分自分のやりたかった女優さんに向かっていっても、自分の描いていた理想とはまったく違う事の方が多いと思います。でも自分の本当に好きなもの、人でも仕事でも、好きなものに没頭してる時っていうのは、歯を食いしばれて我慢できるんじゃないかなって思いますんで」と言う中居さん。
以前どちらの道へ行くか迷った時は、不幸になっても耐えられると思う方へ行くと言っていた。結婚相手もこの人となら不幸になってもいいと思う人とした方がいいと。野球の練習がどんなに辛くても耐えられるのは野球が好きだからで、本当に好きなことだったら辛いことでも耐えられるからと。
世の中なんでも理想通り、望みどおりに行くことなんてない。特に芸能の世界は中居さんが言った通り成功できるのはほんとひとつまみで、成功できるとしてもそこに至るまでにはたくさんの辛いこと、苦しいことがあるだろう。スマスマの5人旅のカラオケで泣いた時のことを、中居さんは「20代は辛いことばっかりだったからそれを思い出して」とその後ラジオで話していた。それでもSMAPが好きだから、本当にやりたいことだったから、歯を食いしばってきたのだろう。その辛いことばかりの20代を乗り越えて、前代未聞の30代アイドルグループのあり方を模索して(中居さんが30歳になった時は「あーいつは30!」がネタになるほど30歳のアイドルはあり得ないことだった)、やっと40代の円熟したグループとして落ち着いて、「今」のメンバーを見ながら過去を振り返って涙を流す余裕も出来たと思ったとたんにこんなことになってしまって、神様は彼にどれほど試練を与えたいのかと思ってしまう。
続けて、「で、その世界でもし芝居にも恵まれない、人にも恵まれないようだったら、また改めてやりたい事がまたできるかもしれないですし」「違うメディアの中でも、違うお仕事、芝居だけじゃないと思いますんで。僕はその夢を追いかけてもいいんじゃないかと思います」と言う中居さん。確率からいえば夢がかなわない可能性の方が高い。でもまだ若いし、やり直しもきく。一度こっちの道を選んだら何があってもその道を行けではなくて、柔軟に自分の道を探していけばいいんだよというアドバイスは、「覚悟を決める」ことが必要な決定をしなければならない人が陥りがちな頑なさとかそれゆえの視野狭窄からその人を解き放ってくれると思う。
中居さんがよく言う「成功は約束されていなくても成長は約束されている」というのもまさにこれで、たとえ女優として成功できなくても、そのための努力や奮闘の中で成長できれば、また別の道が見えてくるかもしれない。
中居さんから「夢を追いかけていいんじゃないか」と言われて泣き出す合田さんを見て「あの、泣かれると困るんですけど…いやそんなつもりじゃ」と本気で困った様子の中居さんが本当にジェントルマンできゅんとした。「ちゃんと言わなきゃけないなって」と言う中居さんに「この子に対してはそうよ、本気で行かないと」と小木さん。バラエティ番組なんだけど、みんな真剣に応えようとしてたよね。
「あくまでも参考ですよ」と自分で考えて決めることを勧める中居さんに、「もし頑張ってそちらの世界に…中居さんと共演できるように頑張ります」という合田さん。「僕もう芝居してないんで」とオチをつけてたけど、そう言わずお芝居の仕事もそのうちしてください。
中継が切れた後で、「好きなことが見つかることってなかなかないでしょ」と言う中居さん。以前も趣味を諦めるか相談した人に、「そんなにも好きなことがあるのはうらやましい」と言っていた。中居さんにとって好きなことに出会えるのは奇跡で、だから一度好きになったことや人は本当にずっと大事にするのだろうか。以前、使える時間は限られているから好きなものはそんなに増やせないという話で、好きなものの筆頭に挙げられていたのがSMAPだった。
放送後、合田さんはTwitterで
「中居くん決めて」観てくださった方、反応頂いた方本当にありがとうございます…考えが甘くて、何言ってるんだってなると思っていたので、中居さんの重たくて温かい言葉に思わず涙が出てしまいました…人生の節目に頂いた中居さんの言葉を大切に、自分の好きなことってなにか考えたいと思います。
と呟いていた。
「重たくて温かい」ってまさにそうだね。きっと彼女が今一番欲しかった言葉を中居さんはくれたんだと思う。これからゆっくり自分が本当に何をやりたいのか考えて、もし女優の道を選ぶなら、いつか中居さんと共演してほしいな。
今回の相談に限らず、中居さんはいつも本人が心の奥底ではどちらを望んでいるのかを見抜いたうえで、そっとその背中を押すようなアドバイスをする。相談しているようで、本当は本人の望みは決まっていることが多い。でも不安だったり踏ん切りがつかなかったりで、誰かに背中を押してほしい、応援してほしいと思っている相談者が多いんじゃないかな。その上で、中居さんは少し別の視点も提供して、相談者の視野を広げようとする。それに気がつくかどうかは本人次第で、だから「だって中居君がいいって言ったもん!」って中居さんを言い訳に使う人も出てくるんじゃないかとファンとしては時々心配にもなるけど。でも今回はそんな心配も無用かな。
カメラを止めるな!の上田慎一郎監督も放送前に「カメ止め女優のSOSに中居くんが…!これはアイツだな…楽しみ楽しみ。」と呟いていて、放送後は「僕は合田純奈を応援します。純奈なら大丈夫。選んだ道を正解にできる」と呟いていた。
「中居くん決めて!」1月28日23:56~
日本アカデミー賞・8部門受賞!『カメラを止めるな!』出演者が中居にガチ相談!周りのみんなは人生激変しているのに私は何も変わらない、、、今の仕事を辞めてもう一度、表舞台に立ちたい!超一流企業を辞めて女優の道を歩みたいと訴える女性に中居は何を話すのか!?
【ゲスト】小木博明(おぎやはぎ) hitomi 古市憲寿 VTR出演:濱津隆之
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