19年2月14日放送の日テレ「バゲット」でキスマイ北山君から中居さんの話が出た。
北山:バラエティに関していろいろ助言を頂いてる。ありがたい助言は日付入りでメモしている。食事に8回誘ったが8回断られた。「そもそもなんでお前と行くんだよ」と言われたが折れちゃいけないと思って。断られても「これふざけてんのかな?」と思ってまた誘うのを8回繰り返した。連絡先も知らないのでマネージャー経由でお誘いが来る。連絡先を教えてくれない。教えてと言うと知らない隣のおじさんの番号を渡されたりする。
中居さんの地元の友達と一緒に飲みに行かせて頂いて、その時に「俺の後を継げるのはお前だ!」って言ってくれたけど、中居さんはべろべろに酔っ払ってたから本当かどうかは置いといて、そういうことを言ってもらったりアドバイスをくださったりとか地元の中居さんの昔からの仲間に会わせて貰ったりとか、そういうのを含めて温かい人だなあと。
青木アナ:中居さんと言えばキスマイはもちろん舞祭組の仕事も折に触れてちゃんと顔を出したり温かい言葉をかけたりしてますよね。
北山:ほんと頭の上がらない先輩の一人と言うか。
青木アナ:番組についてのアドバイス貰ったりとか?
北山:あります。生放送中にあそこもっと溜めろとか、時間配分を生放送のその場で言われる。できないよと思うけど1個1個状況に応じて言ってくださったり、意外とオンエアとかもすごいチェックして「あれもっとなんとかだなあ」とか。
青木アナ:精神面もそうだけどスキルの面もちゃんと伝授されようと
北山:テクニック的なことだったりとかそういうのもありますね。
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「生放送の時間配分」というのは以前話していたSMAPの27時間の中でコーナーMCを担当した時の話かな。「知らない隣のおじさん」はジモピだろうか。
中居さんは以前からジャニーズでももっとMCを志す人が出てくればいいのにというようなことを言っていた。先輩を見て歌やダンスをやりたいとかお芝居をやりたいという子は結構いるけど、MCやりたいっていう子はなかなかいない。他の仕事と違ってMCは若い時から経験を積まないと出来ないから意識して経験が積める仕事をしていかないとというような話だったと思う。中居さんがウエンツを気に入っているのも、あの世代でMCがやれる数少ない(芸人じゃない)タレントだからじゃないかと思う。北山君に言った「後継者」というのもそういうことだと思うけど、ただ彼のファンがその路線を望んでいるとは限らないからなあ。いずれにせよ本人が決めることだけど。
2018年2月28日発売の週刊ザテレビジョンに掲載されたインタビューで、「身になる図書館」の奥村プロデューサーは次のように語っている。
中居さんも北山くんのことはめちゃくちゃ目をかけていますからね。「そんなことまで教えるの?」ってスタッフが驚くほど丁寧に指導してる。自分がしてあげられることは全部してあげたいっていう中居さんの思いがひしひしと伝わってきます。
MCを志す子が出てほしいということに加えて、自分たちが若い頃には事務所にはバラエティをやるタレントを育てるノウハウがまだなかったというようなことも中居さんは以前話していた。だから自分が持っているノウハウは北山君に限らず、必要としている人には惜しみなく伝えたいんだと思う。
それってなかなかできることじゃないと思うけど、中居さんはヒロミさんやタモリさんはじめいろんな先輩にバラエティの現場でお世話になって今の自分があると思っているから、自分も同じように次の世代に対してしてあげたいんだろうなあ。本当に「温かい人」だと思う。
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