「ん?こんな野球グッズがあるの~?SP!」
「まもなくプロ野球が開幕~!うれしいなあ」ってほんとに嬉しそう。ジータスでオープン戦見ちゃってる中居さん。ミズノさんがグローブ型の椅子を作ったというリスナーから得た情報をOPのネタにする小林君。確かにちょっと前にTwitterで「これ中居さんにいいんじゃない?」って流れてたな。「水野さんって巨人のコーチの?」と一回小さいボケを入れる中居さんw
43万円のグローブ型の椅子は「買わないでしょう~」と、他にもバット型の扇子、バット型のゴルフのティー、ボール型のドアノブなどがあると。ボール型ドアノブに「ちょっと面白いな」と食いつく中居さん。でも家にそういうのがあったら、ロケが来た時のためにやってるって思われるかなと。まあウケ狙いとは思われるかもね。
一曲目はチェッカーズの「ジュリアにハートブレイク」
3年ぶりぐらいにCDを買った話。この前有隣堂に行った時に買いたかったけどやめちゃった本があって、それがあるかなと思って本屋さんへ行った中居さん。どんな本だろう?結局その本は買わなかったけど、その本屋さんはCDやDVDも売ってて、CDが目に入ったと。「CDって俺何年買ってないんだろう。もう2~3年は買ってないかあ。もうほんと車の中でもCDかけることもなく、もうだいたいラジオが多くなって、音楽からちょっと離れてたのかな。家で聴くことももちろんないし。あれ?久しぶりに、年も明けたし、車の中で移動するときにでもCD聴いてみようかなって思って」
CDが目に入ったこと、自分が音楽から離れてたことを自覚したこと、そして「年も明けたし」と思えてCDを買ったことは、明るい兆しなんじゃないかなと思う(そう思いたい)。前にブログで書いたけど、年末のミュージックソンで明るい声でSMAPの曲紹介をした時に、傷も癒えてきたのかなと感じた。その後の年越しCDTVでも少し踊ったりしていたし、少しずつ進んでいるのかなと。
買った1枚はMISIAさんの「アイノカタチ」。原曲を知らなかったけど、のどじまんTHEワールドで出場者が歌ったのを聞いていい歌だな~って思ったと。でも曲名を覚えてなくて、ひらがなだらけかカタカナだらけのイメージがあって、カタカナだらけの曲があったからこれかな~と思ってそれを買った。聴いてみたらそれであってたと。「カタカナだらけ」で正解が買えてよかったねw
もう一枚は安室ちゃんのベスト。安室ちゃんの曲とか車で聴いたこともなくて持ってないし、コアな曲とか知らないから、聴いてみようと思って買ったと。
安室ちゃんのベストを本屋からの帰りに聴いて帰ろうかなと思ったら3枚組で、家で聴くのはあまり好きじゃないから、地元帰る時とか遠出するときに一気に聴こうということでMISIAを聴いて帰ったと。
それでこの前地元に帰った時に安室ちゃんを聴いた中居さん。曲名リストを見て3枚目から聴くことにしたと。「総合的に言いますと、僕昔音楽をかじってた時がありまして、1枚目はやっぱりこの往年のヒット曲ばっかり。あ~知ってる知ってるってヒット曲ばかり。で、2枚目はちょっと、1枚目の最後とか2枚目の頭とかちょっとジャンル重なるんだけども、2枚目はちょっとファンクな、ん~なんていうんだろ、ちょっとマイナーなメロディが多かったりして。3枚目は、それをちょっと、安室ちゃんは多分2枚目の曲とかがやりたかったのかなあとか。でも誰もが耳の中に残るような曲じゃないのよ。国民歌にならなそうな、ちょっとマイナーな感じだったから。で、3枚目はそれとなんか重なったような感じ。僕が個人的に好きなのは2枚目が最高にかっこよかった。なんだこんなかっこいいのやってたんだと思って。なんだ安室ちゃんと思って。もうグルーブな感じ、なんだよこれソウルな感じとか、かっこいいじゃん、安室ちゃんって」
この時、「僕昔音楽をかじってた」という言葉にちょっとズキっとなってたら、その後もっとズキズキする話が待っていた。
3枚目にはHEROが入ってて、サビしか聴いたことなかったからド頭から聴いてみようと思った中居さん。五輪中継ですごく流れてたよね。自分もあの曲好き。
「最初の30秒ぐらい聞いて、あーヤバイヤバイ変なスイッチ入っちゃったみたいな。ド頭からド頭からって。んでなんつーんだろうな、1曲の構成が、ん~あのサビだけ聞くと、なんかイントロとかAメロBメロってすごくポップな感じに仕上がってるのかと思ったら、スローから入って。スローのサビから入ってたのね。スローのサビで、スローなAメロみたいなのがあって、また場面変わって、ちょっとサビやるんだけど、またポップなAメロBメロって。なんだこの曲の構成と思って。で結局1番と2番と3番まであるのか。いやこれ1番って言うのかな。スローで。サビから始まってるスロー。よくある大ザビの部分をゆっくりにした、それにしてもスピードが遅すぎるから、これどんな感覚で作ってるんのかなみたいな」
「ヤバいと思って、自分で聞いてるうちに。ものすごい固結びをして仕舞っておいた、そのエンターテイメントのスイッチみたいなのが。ヤバイヤバイヤバイ、緩くなっちゃう、緩くなっちゃう。俺もう固結びしてぎんぎんに結んで、もう俺の奥のほーうに仕舞って、その扉もなんか鍵を何重にもしてたのに、それがガチャガチャガチャガチャガチャガチャって動いちゃってる感じ。あららららちょっとちょっと待って。俺もう頭聴いて、Aメロからスローでサビもスローでって時点で、一回戻してる時点で、あ、ヤバイヤバイちょっとちょっとヤバイヤバイみたいな。一回車止めようと思ったのよ。スイッチ入っちゃう!スイッチ入っちゃう!危ない危ない!って思いながら」
「けどさすがだったね。その当時に結んだやっぱり結び方は頑丈だったね、ほんと危なかったわ、ヤバイヤバイって。いやでもすごくよくできた歌でしたね~。だから自分たちで照らし合わせると、一緒にしちゃいけないんですよ?どのパターンかっていったら、君色思いって、俺のスローの。そのパターンの始まりなんですよ。だけども独特の気持ちよさと気持ち悪さ、なんだこの気持ち悪さって思いながらも聴いているうちに常識化されるっていうのかな。よかった、HEROって歌」
以前「中居さんが一番好きな仕事は“SMAPをかっこよく見せること”だったんじゃないか」と書いたことがある。ライブに関しては常にアンテナが立っていて、いいと思った音や演出はこれ使えるかもとメモっているというようなことを言っていた。HEROの曲の構成が面白いと感じた瞬間、そのころの感覚や感情が戻ってきてしまったんじゃないかな。それこそこの曲を自分ならどういう演出で見せるかとか、自分が曲を作るとしたらこういう構成にするかどうかとか。そういうスイッチが入りそうになったんじゃないかと。
でも「SMAPをかっこよく見せる」という仕事は今はもうできない。だからそのスイッチを固く縛って心の奥底に閉じ込めて何重にも鍵をかけた。(「じゃあSMAP取り戻せばいいじゃん!」ってそんな簡単に行くならそもそも解散してない。)
中居さんがそういう決意でいることは感じていた。スマスマの最後の数か月、一曲一曲をとても大切に、そして切なそうに歌っている彼を見て、もう二度と歌わないことを覚悟してるんじゃないかと恐れていた。あの頃のスマスマはいまだに見返すことができないので、編集もせずにレコの中にそのまま残っている。
それだけの決意を持って解散したんだろうし、そして一度決めたら頑ななところもある人だから、本当に二度と中居さんの歌やダンスが見られなくなったらどうしようと、それがすごく怖かった。だから舞祭組のライブで踊ってくれた時は、その扉は完全には閉ざされていなかったんだとものすごくうれしかった。
舞祭組ライブの中居さんは踊れる喜びが全身から溢れていて(副音声でも舞祭組に「本当に踊るのが大好きなんだね」と言われてた)、その動きの一つ一つも、衣装も、バックのVTRも、照明も、「かっこいい自分」を見せるために計算しつくされたもののように見えた。実際、曲後にステージに残ってトークをしていってくれと頼む舞祭組に、「黙ってさっと去ったほうが絶対にかっこいい」と言う中居さんの主張は大正解だった。あの時、中居さんはエンタメのスイッチを入れていたと思う。
それは舞祭組のプロデューサーとしての責任感からだったのかもしれない。それでも、あの時固く閉まっていた扉が一瞬でも開いたのは確かで、だから自分は未来に希望はあると思っていた。ただ、その後その扉はまた閉ざされてしまったのだけど(それは中居さんがあのステージで踊ったことによって「傷ついた」というファンがいたからじゃないかと自分は思っている)
それでも、中居さんがそのスイッチを封印してきたことを口に出せるようになっただけ、状況は良くなっているのかなとは思う。「SMAPをかっこよく見せる」という仕事でなくても、自分の中のエンタメ魂の導くままに、やりたくなった時にやりたい仕事ができるようになるといいなと思う。ファンとしては、いつかまた中居さんが本気で歌ったり踊ったりする場があればいいなという気持ちでいる。それがどんな場所であろうとも。
HEROの話から、「女性の歌詞」には自分の感情がまったくジョイントしないという話に。男性だから女性の失恋ソングを聴いてもその気持ちがわかる~とはならないけど、昔付き合っていた彼女がそう言ってるみたいに解釈しちゃうことがあるという中居さん。そうなるとすごく胸が苦しいと。
振る振られるでいうと、振ったほうが勝ちってわけじゃないけど2勝3敗か3勝2敗か、2勝2敗1引き分けだという中居さん。どっちが振ったかあいまいな別れが1回あったってことかな。
別れようと言った時の相手の顔をすごく覚えてて、それを女性の失恋ソングを聞くとジョイントしてしまうことがすごく多くてそれが辛いと。女の人は切り替えが早いっていうけど、でもとの時の事を思うとあんな風に思ってたのかなとか思ってしまって辛いという中居さん。
「泣きつかれることはなかったけど、同じような雰囲気で。それを思うと、それと歌がジョイントしたりするともうほんと張り裂けそうだわ、申し訳なくて。申し訳なくて。だからあんまり女性の歌って聞かないのかな」
「申し訳なくて」を繰り返す中居さん。ずっと昔に別れた彼女もいるだろうに、別れを告げた時の顔を今でも覚えていて、思い出すと張り裂けそうって、どこまで繊細なんだろう。相手はもう思い出しもしないかもしれないのに。
自分から別れを切り出したものの方が残ってる、切りだされた方は残ってるけど引きずらないという中居さん。別れる時はそれまで何の信号を送ることもなくいきなり切り出しちゃうと。切りだしたら「あ、お疲れ様でした」って感じだと。なぜかというと、別れようかって言ったら理由聞かれるけど、理由ってその子に対する悪口しかないからと。「あの時さ~」とか並べると、結局悪口しかない。言いたいことがあったら言ってと言われても悪口しかないと。
「散々相手の悪口言って別れるってできないのね。それはもう学生のころから。だから結局お疲れっしたってなっちゃうんだよね。あっちはなんで?って言うけど、なんでは言えないよね。好きな人が出来たとかそういうわけではないって、それのみだよね」
別れの理由がわからないと彼女の方もいつまでも引きずってしまうんじゃないかとも思うけど、中居さん自身はそれが相手への優しさだと思っているのではなく、単純に「相手の悪口を言って別れるということができない」ということなんだと思う。「悪口を言うのが嫌だから言わない」という、ただそれだけのことなんじゃないかな。嘘でも「好きな人が出来た」のほうがいいのかもしれないけど、嘘もつきたくないと。
二曲目は安室奈美恵さんで「HERO」
「きついよねお別れするのって。よく言うけど、小さい頃ね、野球やりました、じゃあ帰るねバイバイって、そのバイバイでもちょっとなんか。ご飯食べてじゃあ先帰るわバイバイってのもちょっとまだ、その少年心じゃないけど、ああバイバイだって」
夕方になって家に帰る時のバイバイですら寂しくてつらいという話は以前からしていたから、そんな中居さんがどんな気持ちであの大晦日にメンバーとSMAPの名前を呼んでバイバイを叫んだのかを思うと、今でも胸が潰れそうになる。本当に、計り知れないほどの寂しさと覚悟が詰まったバイバイだったんだろう。
「離婚ってしんどいだろうね。離婚したくないな~。俺離婚したくない。結婚もしたくないけど」って「離婚したくない」を何度も繰り返す中居さん。そんなにしみじみ言わなくてもw 離婚は膨大なエネルギー消費するって言うよね。そして笑ってあいつのああいうところが嫌いだから離婚するって言えるぐらいならそもそも離婚してないっていうまっちゃんの言葉を思い出したよ。
おまけハガキ:チョコレートの家とゼリーのプール、実現できるならどちらがいい?
「なんだこの子?どちらがいい?ってどちらもよくないですから。想像するだけで気持ち悪い」って男性だとお菓子の家に憧れたりはしないだろうねまあゼリーのプールはアメリカの映画とかだと「一度はやってみたいこと」として出てくる気がする。実際に実現した例もあったような。
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