1月に亡くなった市原悦子さんの追悼特別編。ただ市原さんの人生を振り返るのではなく、市原さんが遺したかったものを視聴者にしっかりと伝えるような作りになっていたと思う。
「声を武器にして女優になった人」と中尾彬さん。病床でもずっと朗読の仕事を続けていたのね。たまたまスケジュールが空いてたから「日本昔ばなし」にキャスティングされたという市原さん。それがきっかけで多くの日本人が市原さんの声を聴いて育つことになるなんて、人生って不思議。あのゆっくりとした語りは市原さんの提案だったのね。
市原さんにとって特に思い入れが強い作品ということで戦争童話「ちぃちゃんのかげおくり」が13分45秒に渡ってフルで流された。この朗読を流すために今回の金スマはあったのだと思う。この朗読を聞いた中居さんは「初めて聞いたので、勉強不足と言うか、なんで僕は知らないまま、なんで出会えてないのかなって」と語っていた。タイミングがいつになっても、「出会う」ということが大事なのだと思う。そして自分も知らなかったこの朗読に出会わせてくれた金スマに感謝したい。
この朗読のイラストを担当されたイラストレーターさんは、「市原悦子さんの朗読ちぃちゃんのかげおくり のイラスト全編描かせていただきました。全部使ってくださって、嬉しかったです。そして市原悦子さんの渾身の朗読、本当に光栄でした。とても幸せな時間でした。ありがとうございました」と呟いていた。
また、再現ドラマで市原さん役を演じた女優さんは市原さんの大ファンだったそうで、放送後「たくさんの方に市原悦子さんの思いを感じていただけたと聞いて、一ファンとしてとてもうれしかったです。実はあのスタジオは実際に日本昔ばなしが収録されていたそのお部屋でして、入った瞬間にハッと息を飲むような思いがしました」と呟いていた。
市原さんの所属事務所であるWonderProの公式YouTubeチャンネルにも「ちぃちゃんのかげおくり」の朗読動画がアップされている。
テーマが変わって「医師に運動しなさいと言われたら最初に読む本」について。企画の高低差が凄いけど、多分もともとはこのテーマを放送する予定だったのが、急遽市原さんの追悼企画が入った感じかな。後半にVTR出演した新田恵利さんは出演の告知で「諸事情によりちょっとだけになっちゃたんだって」とブログに書いていた。
スタジオで血糖値危険度チェック。1問目が「40歳以上である」に「ひどーい」と頬杖を突きながらつぶやく中居さん(´∀`*)しかし中居さんは危険度チェック全部に当てはまるってやべえ(ついでに自分もやべえ)
食後たった5分で血糖値を下げる効果が得られる運動ということで、スタジオの皆で実践。中居さんの動きはちょっとしたものでもすごくきれいだ。体幹がしっかりしてるからかな。まわりのスタッフもみんな一緒にやって!と要求する中居さんw
しかし「たった5分」と言われてもその5分がきついんだよなあと思ってしまうダメダメな自分。今回は最後にスタジオで締めてくれてよかった。腕まくりした中居さん萌え(´∀`*)
2月8日(金)20:57から
▽今年1月に亡くなった市原悦子さん、最期の5日間…。今夜、甦る昔ばなし、生涯最後の仕事も朗読だった…。病床で読んだ最後の肉声…。40歳から危ない血糖値も!
ゲスト:中尾彬
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