2019年7月9日、ジャニー喜多川氏の死去が発表された。
中居さんは「絶対の人」を見つけてその人についていくと以前話していた。野球だったら監督、バラエティでは片岡飛鳥氏。それは自分の意見を持たないということではなく、自分の判断が求められたらすぐに言える・動けるように準備はちゃんとしておくけれど、まずはその人についていけば間違いないという人を見つけるのだと。そしてこの世界に入っての「絶対の人」はジャニーさんだと言っていた。
ジャニーさんについては、光GENJIのライブのつなぎのコーナーで最初まったくしゃべれなかった中居さんを怒った後で台本のメモを書いてこれ読めばいいんだよってくれたとか、逆にしゃべりすぎてライブが伸びて光GENJIが飛行機に乗り遅れそうになって「You Die!」って怒られた話とか、合宿所時代に色々考えすぎて胃痛をおこした中居さんを夜中に車で病院に連れて行ってくれたとか、そんなことが続いたせいか「Youは32で死ぬよ」ってずっと言われてた話とか、色々なエピソードがある。
野球大会で一人で活躍して勝ちそうになった中居さんに「それでファンが喜ぶと思う?」と言った話は、多分今でも中居さんの行動原理になっていて、ヲタからすればそれは一種の呪いにもなってるんじゃないだろうかと思ってしまうけれど、ジャニーさんの教えが今の中居さんを形作っていることは間違いない。
大事なものを立て続けに失った中居さんが、ジャニーさんまで失ってどんな気持ちでいるのかなんて、それこそ本人でないからわからないけど、どうかこれ以上悲しいことが彼に起こらないように、そしれこれから彼の行く道が、それがどこであれ、できるだけ平安でありますようにと祈ることしかできない。
ジャニーさんのご冥福をお祈りいたします。
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中居正広さんについて「今は何も怖いものがないですが、まだ新人の頃ですよ、ミュージックステーションの生中継の時に、あがって何も言えなくなっちゃった。その後、部屋に戻って録画を見てなぜ失敗したのか、勉強をしているんですよ」と振り返った。
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「『大将を見て、気付いたよ。これからは笑いができないと。司会もできて、番組を作れるようにならないとね』っ言ってたの」。
そして、ジャニーさんは電話をかけてきて「笑いの才能があるのを見つけたから、見てくれ」と頼んだという。萩本は「それが中居(正広)君や(香取)慎吾だったの。ジャニーさんは、僕の目の前でSMAPを作っていった。情熱を燃やして、次の時代のことをいつも考えていた」
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